ZEK3 Official Website



ZEK3結成20年、
待望のサード・アルバム(CD2枚組)発売!

jazz Life誌レビュー
ZEK3ライヴの熱気がぎっしり詰まった20周年記念作品
清水くるみ、米木康志、本田珠也の3人が2004年に結成したZEK 3が結成20周年を迎えた。ロバート・プラント、ジミー・ペイジ、ジョン・ポール・ジョーンズ、ジョン・ボーナムの4人が集結し、その圧倒的な音楽性とパワーでロック史上に大きな足跡を残した伝説のレッド・ツェッペリン(以下LZ)の楽曲だけを演奏することを旨とし、その音楽の中に宿るヘヴィ・ロックの真髄を継承したうえで、3人が培ってきたジャズやアヴァンギャルドの要素を取り入れたピアノ・トリオ演奏の形で発展させてきた彼らの弛まないライヴ活動の中で数多くのファンの指示を獲得。2016年に1st『ZEK!』、2019年に2nd『ZEK!Ⅱ』を発表。その3人が20周年に放つ3rd作は、前2作同様、実況録音による2枚組作品。ディスクの至るところからZEK 3独自の熱いサウンドが飛び出してくることに頼もしさを感じる。そしてそれと並んで嬉しいのが、20年を経ても衰えない飽くなき探求心だ。全11トラック中8曲が初出のレパートリー、さらにDisc1②③やDisc2③など、LZ楽曲の中でもギター・ミュージック的色彩が極めて強い楽曲や、9/8拍子の変則ファンク曲Disc2④などを見事なまでにZEK3サウンドに昇華させている。Disc2の掉尾には、毎回ライヴのラストを飾る観客のシュプレヒコールを収録。ZEKライヴの熱気がぎっしり詰まった作品となっている。

早田和音

STEREO誌レビュー
レッド・ツエッペリンの曲ばかりをとりあげて演奏する空前絶後のジャズ・トリオ”ZEK"。レギュラー活動20年を迎えた唯一無二、どこまでも突き抜けているピアノ・トリオによるサード・アルバムの登場である。ツェッペリンの1stアルバムに入っていた「幻惑されて」で、オリジナルの巨大なイメージからパワフルな自在さをもって疾走してゆくあたりはバンドの真骨頂。おなじみ「移民の歌」などの燃え尽き感!”最強のハードロック・バンド”のカヴァーなどを遥かに超えて、楽曲が内包するエネルギーとともにインスピレイションを広げてみせるのが爽快だ。

岡崎正通

ジャズとツェッペリンの強力無比な融合! !
結成20年!Led Zeppelinの作品をピアノ・トリオで演奏し続けるZEK 3 待望のサード・アルバム Led Zeppelinを探求し、Zeppelinの曲のみを演奏するピアノ・トリオZEK3(ゼック・トリオ=清水くるみ、米木康志、本田珠也) 待望のサード・アルバム。前2作同様ライヴ盤2枚組で登場です! 結成10年を経て、待望のファーストを2015、16年に録音して1500セットを完売の快挙!!その後、2作目を18年に録音、本作は、当初2〜3年前に出す予定で進行しましたが、紆余曲折を経て、20周年を迎える2024年、遂にリリースとなります。 2作目からここまでには、コロナで活動の制限を受けたことあり、ライヴ録音予定の当日、ベース米木自身のコロナ罹患あり、現在も米木の癌療養からの復帰待ちと、一筋縄ではいかない展開が今なお続きますが、この3人でなければ成り立たないのがZEK3! メンバーの変更などはありえようもなく、本作では、2023年8月のピアノとドラムのZEK2(ゼック・デュオ)として新宿ピットインで録音した偶然の賜物2トラックを含み、同年10月の高円寺JIROKICHI、11月のピットインの3回の録音を併せた11トラックを収録しています。 また、リリースに先駆けてのプレ東北ツアーでもこのDuoでまわる予定ながら、Duoには、米木のスピリッツも同行しているのは言うまでもありません。 キラー・チューンMoby DickとImmigrant Song(移民の歌)をアップデートすると共に、他の曲は初登場というのもうれしい展開!

フリー・フライング・プロダクションズ 関口滋子